
はじめまして、株式会社データフォーシーズ代表取締役の古本と申します。
本日は「マーケティング」についてご説明致します。私自身、大学で学んだわけではありませんが、長年実務で携わってきた経験を基に「マーケティング」の本質に触れていきたいと思います。では、よろしくお願い致します。
当社では、データマイニングという情報技術を活用して、クライアント企業へのサービス提供やシステム開発を行っています。簡単に言うと、売上げを伸ばしたり、顧客を増やしたりといったビジネスのお手伝いですね。
会社自体は2年数ヶ月前に立ち上げたばかりですが、私自身は15年ほどデータマイニングに携わっています。
実は私、就職した当初はSEとして働いていたので、マーケティングについてあまりよく知りませんでした。なんとなくかっこいいなあ、というくらいで。皆さんの中で「マーケティング」の意味をご存知の方、どれくらいいらっしゃいますか。
メーカーさんが新しい商品を出す際には必ずマーケティングを行いますが、この場合「マーケティングリサーチ」を意味しています。世の中で「マーケティング」というと、一般的にはマーケティングリサーチの仕事を言いますね。
今日はこの「マーケティングリサーチ」ではなく、「マーケティング」についてお話したいと思います。
「マーケティング」とは、英語にすると「“market(マーケット)”+“ing(アイエヌジー)”」ですよね。つまり、マーケットに対する活動です。市場を開拓する、市場を獲得する、市場を創造する、市場を維持する……市場に対する総合的な働きかけだと思ってもらえれば間違いはないでしょう。先ほどお話した「マーケティングリサーチ」は一番狭義で、広義では「販売活動のための活動全般」を指しています。だから、「マーケティング」というと、販促を行っているところが多いようです。それによって利益を増やすことが目標です。少し見方を変えると、利益を増やすためには顧客価値を増大させることも重要になってきます。消費者が企業に対してどれくらいお金を使ってくれるか。難しい言葉で表現すると「ロイヤルティ(忠誠心)」ですが、その商品やブランドを買いたいという消費者の気持ちの量を増大させることも「マーケティング」になります。
マーケティングの原理は「価値の交換」です。この考え方は実はさまざまなことに応用が利きます。恋愛だってマーケティングです。恋愛をビジネスに例えるのは少々脱線しているかもしれませんが、どうすれば相手の気持ちを増大させることができるかという意味ではマーケティングが役立ちそうです。
ここからは、将来事業企画に携わりたい人にもご参考頂ければと思います。
ビジネスの機能は、簡単に言うと「つくって」「集めて」「売る」ですよね。「つくる」が商品企画・開発・製造で、「集める」が広告・宣伝・プロモーション、「売る」が販売・物流・サービスです。もっとシンプルに言うと、昔は「つくって」「売る」ことがビジネスの本質でした。日本人はものづくりが得意なので、新しいものを商品開発すれば成功すると思う傾向がありますが、それは間違いです。良い商品が必ずしも売れるわけではありません。「集める(広告・宣伝・プロモーション)」ことを考えなければ失敗します。