
それではここで、理系ナビがみなさんにご紹介できる各分野の自動車産業関連企業を見てみましょう。
【自動車製造企業】
いわゆる自動車の「ブランド」として消費者に認知されている企業が、自動車製造企業です。世界に名だたる有名企業が多く、会社の規模も大きいのが特徴。BRICsを初めとする新興国を新たなマーケットとして、2008年現在業界全体の景気は非常に好調です。
一口に「車」といっても、そこに携わるテクノロジーは多種多様。採用に際しても、工学系から化学系まで幅広い理系人材が求められています。
<企業例>
『本田技研工業株式会社』
いわずと知れた、世界のHONDA。四輪車の販売台数は世界第9位(国内第3位)、二輪車は世界トップの売上げを誇ります。自動車以外にも、二足歩行型ロボット「ASIMO」や小型ビジネス用ジェット機「HONDA Jet」の開発、ソーラー電池システムやバイオ燃料といった環境技術の研究でも大きな注目を集めています。
→この企業の募集要項をチェック!
【参考記事】 Honda 環境への取り組み 新型燃料電池自動車「FCX クラリティ」
【自動車部品製造企業】
自動車製造企業に欠かすことのできないパートナーとして、エンジン・駆動系のシステムやエアコン、タイヤなど自動車のパーツ開発・製造に特化した企業が、自動車部品製造企業です。業界一位のデンソーは、自動車メーカーをもしのぐ売上げを誇るほど。日本の自動車メーカーが世界的な競争力を持てるのも、こうした部品メーカーの貢献が大きいといえるでしょう。
<企業例>
『株式会社木村鋳造所』
フルモード鋳造法(FMC法)と呼ばれる鋳物製造法で世界屈指の卓越した技術力を誇るのが、静岡に本拠地を構える木村鋳造所です。自動車用のプレス金型鋳物を中心に、工作機械、産業機械などの鋳物の製造を行っており、いわば自動車産業を含めたあらゆる「ものづくり」の基盤を支えています。
→この企業の募集要項をチェック!
【参考記事】 世界の基盤産業を支える フルモード鋳造法
『株式会社デンソー』
国内最大手、世界でも第2位の自動車用システム製品のサプライヤー。トヨタ系の企業ですが、トヨタ以外にも国内外問わず数多くの自動車メーカーと幅広く取引を行っているのが特徴です。エアコンやエンジンなど現代の自動車には欠かせない最先端技術の開発に取り組んでおり、今ではなんと22品目にも及ぶ世界No.1シェアの自動車関連製品を製造しています。
【ITS関連企業】
2015年までに市場規模が60兆円にまで拡大すると見込まれているITS関連分野。最先端の情報通信技術を用いて「人」と「道路」と「車両」とをネットワークし、安全で快適なカーライフの構築を目指すITSは、まさに我々がSF映画や小説の中で思い描いた未来の自動車を現実のものとするテクノロジーです。
<企業例>
『パナソニックITS』
パナソニックITSは、カーナビの開発を主事業に、自動車産業の未来を支えるITS関連分野の一翼を担っています。2000年に松下グループから誕生した同社は、業界の先行企業として、車載端末の組込みソフトで世界一の企業となることを目指しています。