
2.銀行
預金・貸付業務、決済業務など古くからの金融業務を主に担っている。金融自由化以降は証券業務にも進出したが、業界再編や新規参入の結果、生存競争は激化している。
[代表的な企業]
新生銀行(p.30)、三井住友銀行(p.32)、農林中央金庫(p.33)、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行など
3.信託銀行
金融業務のほか、信託業務を取り扱うことを許可された銀行。信託業務とは、他人の財産を預かって管理・運用を行うこと。金銭信託、貸付信託、年金信託、土地信託、証券投資信託などがある。
[代表的な企業]
住友信託銀行、みずほ信託銀行、三菱UFJ信託銀行、JPモルガン信託銀行など
4.証券会社・投資銀行
証券会社は株式、公社債、投資信託など有価証券の売買を取り扱う、直接金融を代表する金融機関。売買のほかにも、有価証券の引受や募集・売り出しなどの証券業務を行う。また、有価証券発行による企業の資金調達やM&Aに際してのアドバイスを行う投資銀行業務を行う企業も多い。高度な金融知識・技術が求められる世界で、理系人材へのニーズが高いのも特徴。
[代表的な企業]
UBS証券(p.34)、大和証券SMBC(p.36)、バークレイズ・キャピタル(p.38)、ゴールドマン・サックス(p.40)、マネックス証券(p.42)、三菱UFJ証券(p.43)、リーマン・ブラザーズ(p.44)、クレディ・スイス(p.45)、野村證券、大和証券、BNPパリバ証券会社など
5.不動産金融
土地や建物などの不動産が生み出す価値をもとに、資金の調達を行うのが不動産金融。不動産を証券化して投資家を募り、不動産の運用によって上がる収益を配当として分配する。
[代表的な企業]
パシフィック・マネジメント(P46)、アーバンコーポレイション(P48)・リサ・パートナーズ、クリードなど
6.投資顧問
投資家を顧客とし、株式や債券などの有価証券に対して銘柄、数、価格、売買時期などの投資判断を助言するのが投資顧問。助言だけを行い、実際の売買は投資家が行う場合と、実際の投資までを任される場合がある。
[代表的な企業]
三井住友アセットマネジメント(p.50)、興銀第一ライフ・アセットマネジメント(p.52)野村アセットマネジメント(p.53)など
7.生命保険
生命保険会社は、生命保険商品の販売による保険料の受け入れや保険金の支払いなどといった保険業務と、集めた保険料を運用するアセット・マネジメントを行う。
[代表的な企業]
第一生命(p.54)、アイエヌジー生命(p.56)、東京海上日動あんしん生命保険(p.58)、アクサ生命(p.60)、大同生命(p.61)、日本生命など
8.損害保険
損害保険会社は、扱う保険が海上、火災、自動車などさまざまな損害保険となるが、基本的には生命保険会社と同じく、保険周りの業務と資産運用業務を行う。
[代表的な企業]
損害保険ジャパン(p.62)、三井住友海上火災(p.64)、東京海上日動火災(p.66)など