
2.資産運用(ファンドマネージャー)
投資のプロフェッショナルがファンドマネージャー。企業に対し資産運用の方針を決定する。事前に設定した基準を元に複数の銘柄への分散投資などで資産を運用し、成果を挙げることが目標。有名になれば経済紙に名前が出ることもあり、花形の職業といえるだろう。
3.ディーラー・トレーダー
似たイメージの仕事だが、証券会社などで、企業自身の資金を投資する業務も行うのがディーラー。 一方、株や債券の値動きを把握し、顧客に売り時、買い時の情報提供を行って売買注文を受けるのがトレーダーだ。
4.アナリスト/クオンツ
アナリストは、企業や業界の調査・分析を行なう専門職。中でも代表的な証券アナリストは、株式会社の財務内容や収益力を調査し、投資価値を判断する。一方クオンツは、数学的手法を使って企業の業績や市場を分析したり、投資の戦略や金融商品を開発したりする専門家。理系出身者が大半を占めている。
5.ミドルオフィス(リスク管理)
資金の運用などの取引を行うフロント、事務処理を行うバックから独立した部署をミドルオフィスという。リスク管理はその中でも重要な業務で、企業の持つさまざまなリスクを分散、極小化することが求められる。リスクの変化にはさまざまな要素が絡み合うため、専門的かつ広範囲の知識が必要とされる。
6.投資銀行関連業務(M&A/プロジェクトファイナンス)
投資銀行の主業務である、株式や債券の引き受けに際してアドバイスなどを行う。M&Aには企業/事業再生や業務領域の拡大といった手法があり、さまざまな金融技術を用いて、最適な提案をしていく。プロジェクトファイナンスとは、企業ではなく事業に限定して融資を行うこと。
7.アクチュアリー
アクチュアリーは数理分野のプロフェッショナル。適切な保険料を算定し、将来の保険金や給付金に備えた準備金の評価などを行う。クオンツ同様、理系の素養が活きる仕事だ。「生保」「損保」「年金」の3つのコースがあり、幅広いフィールドでの活躍が期待される。
8.株式公開引受・支援
株式公開を目指す未公開企業に、経営管理体制や予算統制等の体制整備に関するコンサルティングを行ったり、上場の際の資金調達の手伝いをしたりする。また、収益性や成長性などを分析し、新規に上場する企業の発掘も行う。企業とともに企業を育てる仕事と言えるだろう。
9.バックオフィス(システムなど)
顧客の前に出るわけではなく、事務や経理など、フロントをサポートする業務を行うのがバックオフィスの仕事。業務で用いるシステムの開発・運営なども含まれる。保安などの関係上、大きなシステム開発部門を持っている企業も少なくない。