
――実際就職活動をしてみて感じたSIerの魅力はなんでしょうか
技術的なことよりも、人の魅力が大きかったですね。幾度もOB訪問をしたのですが、皆さん本当に考え方が柔軟で、学生に対しても真剣に対応されていて色々なものを受け入れていこうという姿勢がある人が多いように感じました。おそらくIT業界は日々変化していく環境のため日々自分自身も変化していかなければいけないからだと思います。特にSIerは多種の業界に携わり、開発から管理、運用まですべてを行うので、なおさら柔軟に対応することが重要なのでしょうね。
――大学で行ってきたことがどう就職活動に活かされましたか
二つありまして、一つ目は、研究室ではプレゼンの場が多かったので、分かりやすく説明する能力がついたことですね。二つ目は、物事を計画立てて考えることです。研究はSIerが行うシステム開発と非常に似ています。システム開発では、要件定義から始まり、設計、プログラミング、という一連の流れがあります。研究においても、まずは最終目標を決め、そのために必要なことを一つ一つだんだん細かくしてみていく。そして一個一個プログラミングしていく。さらに出てきた結果をまた見直して、繰り返す。その考え方が研究と共通していてシステムの流れが理解しやすかったです。
――就職活動で印象に残った事は何ですか?
初めてOB訪問した方です。会ってすぐに「OB訪問は将来の自分の姿を具体化していくものだ。メモはとらずに話を聞きながら雰囲気を感じ取ってほしい。」といわれました。実はその方は、学生時代に100人以上OB訪問をし、内定後も継続していたそうです。その人から、OB訪問をして色々な人と話をすることが自分の将来を描く近道だと教わりました。
――最後に理系学生に向けてアドバイスを
色々な人に会って話を聞くことですね。あと自己分析を繰り返すこと。同じSI業界を志望するにしても、自分が何を目指すのかで志望動機や自己PRは違ってくると思います。例えば自己分析のきっかけとして、組織のなかで自分がどういう立場でいることが多いのかを考える。その考えをOB訪問などを通じて具体的な形にしていく。最終的に自分はこれを目指したいからこの会社にはいってこうなろうとアウトプットできるようにしていけるといいと思います。
青木知春さん
東京理科大学 理工学研究科 電気工学専攻 来春より株式会社CSKシステムズにエンジニアとして入社予定 |