
――エンジニアを含めIT業界の魅力は何ですか?
一つは、変動が激しいことですね。自分が何かを達成したら、また新しい課題が出てくる。するとさらに新しい技術が出てくる、というような環境の変化が早いのが魅力ですね。もう一つは人の印象です。女性のエンジニアの先輩にお会いしたことがあって、その時に「よく会社で女性を何人雇っているだとか、会社の何割が女性ですとか、女性が何%とか言われる事があります。でもそこにはこだわらなくてよくて、優秀だったら男性も女性も関係ないし、どちらでもいいと思う。」ということをおっしゃっていて、そういうことをいえる女性に魅力を感じて、自分もそうになりたいなと思いました。
――就職活動と研究室の両立は困難だと思うのですが、どう両立しましたか?
研究をおろそかにしたくないという気持ちが自分の中ですごくありました。だから、スケジュールの管理を徹底して、この日は研究、この日は就職活動と設定していました。そうすると情報を上手に取捨選択できるんです。例えば、企業もセミナーも本当に見る会社とホームページ上で見る会社を区別していました。就職活動を始めたころは色々見て回っていたのですが、途中からはただこなすようになってはいけないと感じましたし。
――大学のときに行っていたことで役立ったことは何ですか。
基本的にどんなことも役立つし、経験に無駄なことはないと思います。ですが、例えば就職活動に向けて何か資格を取ろうという人は多いと思うのですが、私は資格を取ることよりも、目的を持って取ることが重要だと思っています。就職活動をするためだけに資格をとるのは、意味がないですから。だったら、今何かがんばっていることを続けることが大事なのではないでしょうか。
――最後に理系の後輩へのアドバイスをお願いいたします。
今は就職を決めるのはそんなに難しくないと思います。でもそれは逆に落とし穴です。単に内定が取れた企業に行くのではなくて、自分がちゃんとなにがしたいのかを考えて就職活動に挑んでほしい。でも自分が本当に何がしたいのかわかっていない人も結構いるんじゃないでしょうか。そういう人こそ早く動いて、いろんなところを見に行って、自分がそこで何がしたいのかしっかり考えて決めてください。
奥田順子さん
横浜市立大学 国際総合科学研究科 理学専攻 来春より株式会社サイバーエージェントにエンジニアとして入社予定 |