
自己PRの内容を考えるにあたって、本当に大切だと思われるのは、『自分はどんな人間か?どんなことがしたいか?』というコアの部分がきちんと定まっているかどうかということです。特に理系学生の場合、自分の専攻・研究内容などに基づいてそれらを考えていけば、より説得力のあるアピールになるはずです。これはもちろん自己PRだけでなく志望動機にも通ずるところがあります。
そして専攻・研究内容と関係ない企業に興味があるというケースも多々あると思います。特に大学院生の場合は、研究テーマによって大きく左右はされると思いますが、その専攻・研究が必ずしも直接的に役立つわけではありません。しかし、研究テーマと関係ない場合でも、そこに行き着くまでの考え方などには、なにかしら共通する部分があるはずです。
これらの一つ一つの項目に対して「なぜ」を繰り返し、理由を突き詰めていけば、最終的にどの項目にも共通するようなコアの部分が見つかるはずです。
例えば、ある営業職志望学生が、「いつでも前向きな姿勢」というのを前面に押し出す自己PRをしようと仮定します。その例を尋ねられた際に例として出したのは、インターンシップでの営業体験でした。「クライアントにつれなく断られた理由を分析して、次の成功につなげた」という成功談でしたが、彼はPRしたい内容であった「前向きな姿勢」ではなく、どちらかというと「分析力」のほうをアピールしてしまったという形になりました。
この例では、ひょっとすると営業職になりたい本当の理由は「顧客を分析し、工夫する作業が好き」だからなのかもしれません。そしてそれこそがこの学生の就職活動におけるコアの部分になるのかもしれないです。このように「なぜ?なぜ?」と突き詰めたうえで完成した、芯にある動機、自身のビジョンというものは、もはや業種などは関係ないその人の究極のコアの部分になっているはずです。この根っこの部分がきちんと定まっていれば、筋の通った自己PRの構築ができます。そして、もし仮に予想外の質問をされたりした場合でも、芯の部分がきちんと定まっているため、矛盾せずに柔軟にそして論路的に対応できるはずです。
そしておもな文章の作成手順としては、基本的に以下のような形式になります。
まず結論を書く
『私は~ができます』
『私は~を達成した人間です』
『私の強みは~です』
などと、結論を端的に述べる

などを、
“積極的に”あるいは
“それとなく”盛り込んでいく

学んだこと、発揮した能力を会社でどう活かすのか抱負を書く
得た成果を会社やビジネスシーンでどのように
活かせると考えているかを述べて締めくくる
そしてさらに、
・具体例をできるだけ挙げる
・話の本質、言いたいことのポイントを絞り込む
・コンパクトに文章を区切る
・本音、魂を込める
・背伸びをせずに等身大の自分を見せる
などの点を意識すればあなたの言いたいこと審査官により明確に伝わるはずです。