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最近皆さんが触れているWebサービスは大概“Web2.0”です

 ところで、“Flash”という言葉を聞いたことある方っていらっしゃいます?例えば、動画とかムービーとか、ブラウザでみるWebのリッチコンテンツは基本的には“Flash”という技術を使っています。これまでは広告とかを“Flash”を使って作成していましたが、最近では今までにはなかったようなユーザー体験ができるようなWebサービスが出てきています。後ほど紹介しますが、そういうリッチなWebサービスが世の中に出てきているっていうのも、“Web2.0”のトレンドだと理解していただければ、と。とりあえず、皆さんが触れているWebサービスはほとんど“Web2.0”に該当すると思います。

 では、その中で“CGM”って言うものについてお話をしていきます。これは「コンシューマー・ジェネレイティッド・メディア」といって、分かりやすく言うと、SNSやブログのことです。当社でもアメブロをやっていますが、要するに、「コンシューマー=一般の皆さん」が生成するインターネットメディアのことを“CGM”と言います。ニュースサイトみたいなものは、Yahoo!ニュースであればYahoo!ないし新聞社が提供しているニュースを配信するので、コンシューマーではありませんね。

 「価格.com」はご存知でしょうか。物を買う時に、商品のクチコミ情報がありますよね。検索とかレーダーチャートが出てきて、どこの店が安いとか、どのスペックが良いとかがわかりやすくなっています。あれは、皆さんが投稿して成り立つメディアということで、同じ“CGM”にあてはまります。「2ちゃんねる」も単なる掲示板ですが、“CGM”です。要は、「2ちゃんねる」を運営する側が何かを発信しているわけでなくて、インターネットを使っている皆さんが作っているメディアを作っているからなんですね。そういったものをイメージして頂ければ分かりやすいと思います。

世界の面白い“Web2.0”サービス

 では、少し世界に目を向けてお話をしようと思うんですけど、“Twitter”というサービスをご存知の方はいらっしゃいますか。何かというと、「今何している?」という質問に対して「俺今つまんないセミナー受けてる」とか「今から夕飯食おうと思ってんだ」とかを、ひたすら書いているだけのものです(笑)。世界のサービスなので、日本人も使っています。「さあ、帰るべ。」とか一言書いてあったり。世界中の人が、自分が今何しているっていうのをどんどんひたすら投稿していくサービスです。たったそれだけですが、実はこれ、世界でめちゃめちゃ流行っています。

 最新の投稿順でメッセージが並んでいて、1秒間にどんどん新着メッセージが下におりていくんですね。見ていると、どんどんどんどん投稿されていきます。どれだけ世界に暇人がいるのかってくらい。自分の今の状況をひたすら投稿する単純なサービスですが、このメディアだけでも世界で相当な数のユーザーが使っていたりします。「今何している?」の質問に140文字のコメントを返すシンプルなサービス、それが“Twitter”です。日本ではミニブログと呼ばれるサービスカテゴリですが、メールやメッセンジャーよりゆるいコミュニティを形成しています。

 あと、最近アメリカでとても流行っているのが、“Facebook”というサービス。アメリカの学生が作った“Mixi”と同じようなサービスですが、ここ1年間で、世界で一番成長しているSNSだと思います。日記や足跡など基本的な機能は同じですが、ユーザー自身が作成したゲームやチャットなどのアプリケーションを、SNSの中で自由に提供してコミュニケーションができる仕組みがあるんです。“Mixi”だと“Mixi”が提供したサービスしか利用できないので、その点がすごい画期的ですね。

IT業界はピラミッド階層構造

 ここから少し固い話をします。皆さんがこれかIT業界で技術者になろうとした場合に、選択肢として色々な会社がありますよね。ざっくり話すと、一般のIT業界の企業で、システムを自己完結で作っている会社というのはほとんどありません。つまり、IT業界の構造はピラミッド階層になっていて、2次請け・3次請けもあれば5次請けまであったりするんです。金融でもメーカーでも、もし皆さんが自分でやりたいことを指示して、自ら作っていくようなことをしたいのであれば、必ず一番上の階層に入ったほうが良いと思います。

 ただ、下の方が悪いというわけではありません。これは誤解しないでほしいですね。一番上の階層で求められていることは、お客様から「こういうことがやりたい」というニーズを聞いて、そこからどういうシステムを作ればいいかを考えることで、その下のレイヤーの人達は技術力をしっかり身に付けた上で、具体的にそのシステムを作っていくことになります。ものづくりができる高い技術力を身に付けることができるので、比較的手に職をつけて技術を学んで行きたいという方は、こちらで実務経験を積んだ方が良いでしょう。

 もし皆さんが就職活動で会社の方に話を聞ける機会があったら、「どんな会社から仕事を請けているか」「自社でプログラムや技術を持っているか」「外注を使っているか」などを聞いてみると、その会社の業界での位置づけが理解できると思います。一般的には、IT業界全体…メーカーやSIer、コンサルティング、ソフトウェアハウスは大体このような構造になっていますね。

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